2022年11月に、「SADIOT LOCK2」が発売されました。
「SADIOT LOCK2」は、前製品の「SADIOT LOCK」よりも使いやすくなりました。
具体的には、何がどのように使いやすくなったのでしょうか?
本記事では、「SADIOT LOCK」と「SADIOT LOCK2」の違いについて紹介します。
- SADIOT LOCK2の購入を検討している人
- SADIOT LOCKは持っているけど、SADIOT LOCK2は持っていない人
SADIOT LOCKは製品全般を指す場合と、SADIOT LOCK2の前製品を指す場合があります。
本記事では、わかりやすさのために、製品全般のSADIOT LOCKを説明する場合は、「サディオロック」と表記して記載します。
サディオロックは、スマートロック製品です。
スマートフォンの専用アプリを使って、鍵の開け/閉めを行うことができます。
「ちょっと外出するのに鍵を持って出るのはめんどくさい」、「カバンから鍵を取り出すのが大変」といった場合に便利な製品です。
「SADIOT LOCK」と「SADIOT LOCK2」の違いについて、説明していきます。
SADIOT LOCK2とは
※ クリックすると、Amazonのサイトにとびます
「SADIOT LOCK2」は、2022年11月に発売された「SADIOT LOCK」の次製品です。
前製品の「SADIOT LOCK」よりも機能がアップして、使いやすくなりました。
具体的には、何がどのように使いやすくなったのでしょうか?
詳細を見ていきたいと思います。
SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の比較 (スペック)
まずは、スペックを比較したいと思います。
次の表は、SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の「サイズ」や「重さ」などのスペックを比較したものです。
SADIOT LOCK | SADIOT LOCK2 | 差 | |
---|---|---|---|
サイズ | 幅:約61mm 奥行:約66.7mm 高さ:約123.6mm | 幅:約61mm 奥行:約70mm 高さ:約124mm | ほぼなし |
重さ | 重さ:約168g(本体のみ) 約202g(電池込み) | 重さ:約168g(本体のみ) 約202g(電池込み) | なし |
電源 | DC 6.0V、CR123Aリチウム電池2本 | DC 6.0V、CR123Aリチウム電池2本 | なし |
駆動期間 | リチウム電池(CR123A)2本で 約3~6ヶ月動作 (1日10回の解施錠で想定) | リチウム電池(CR123A)2本で 約6ヶ月動作 (1日10回の解施錠で想定) | あり |
周波数帯域 | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯 | なし |
通信 | Bluetooth ver.5.1 | Bluetooth ver.5.1 | なし |
動作環境温度 | -10℃〜50℃ | -10℃〜50℃ | なし |
SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2は、サイズが少し異なりますが、重さやその他のスペックにはほぼ差がありません。
SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2で大きく異なるのは、「駆動期間」です。
SADIOT LOCKは「リチウム電池(CR123A)2本で約3~6ヶ月動作」に対して、SADIOT LOCK2は「リチウム電池(CR123A)2本で約6ヶ月動作(1日10回の解施錠で想定)」となっており、SADIOT LOCKよりも駆動時間が長くなっています。
また、SADIOT LOCK2では、低電力モードに設定することで電池の持ちがより長くなり、約12カ月間の使用が可能になります。
SADIOT LOCK2の方が、同じ電池で長時間駆動することが可能です。
SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の比較 (付属品)
次に、付属品を比較したいと思います。
次の表は、SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の「付属品」を比較したものです。
SADIOT LOCK | SADIOT LOCK2 | 差 | |
---|---|---|---|
本体 | 1個 | 1個 | なし |
CR123Aリチウム電池 | 2個 | 2個 | なし |
サムターンホルダー(S/M/L) | 各1個 | 各1個 | なし |
スペーサー(大/中/小) | 各1個 | 各1個 | なし |
スペーサー用ネジ各種 | ◯ | ◯ | なし |
NFCタグ | ー | 1個 | あり |
オートロック用マグネット | ー | 1個 | あり |
LOCK用両面テープ | 2個 | 2個 | なし |
マグネット用両面テープ | × | 2個 | あり |
取扱説明書等 | ◯ | ◯ | なし |
「NFCタグ」、「オートロック用マグネット」、「マグネット用両面テープ」の3つは、SADIOT LOCK2のみにしか入っていない付属品です。
NFCタグ
NFCタグは、両面テープで壁に貼り付けることができるサディオロック用のNFCタグです。
NFCタグを使うことで、アプリを立ち上げずにスマホをかざすだけで解施錠が可能になります。
前製品のSADIOT LOCKでもNFCタグを利用することは可能ですが、付属品ではないため別途購入が必要です。
オートロック用マグネットとマグネット用両面テープ
オートロック用マグネットは、SADIOT LOCK2の新機能「ドア開閉検知式のオートロック」を利用するために必要な部品です。
また、マグネット用両面テープは、オートロック用マグネットを貼り付けるために使用する両面テープです。
前製品のSADIOT LOCKでもオートロックの機能はありましたが、タイマー式のオートロックのみでした。
SADIOT LOCK2では、タイマー式のオートロックに加えて、ドア開閉検知式のオートロックが利用可能になりました。
タイマー式とドア開閉検知式は、次のような違いあります。
方式 | 説明 | SADIOT LOCK | SADIOT LOCK2 |
---|---|---|---|
タイマー式 | ドアが開いている状態の場合、設定した時間後に自動で施錠する | ◯ | ◯ |
ドア開閉検知式 | ドアが閉まったことを検知してから、設定した時間後に自動で施錠する | × | ◯ |
オートロックと聞いてイメージする人が多いのは、「ドア開閉検知式」の方かと思います。
「ドア開閉検知式」が可能になったことで、より確実なオートロックが可能になりました。
SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の比較 (機能)
最後に、機能を比較したいと思います。
下記は、SADIOT LOCK2で新しく使えるようになった機能、もしくは改善された機能です。
機能 | 説明 |
---|---|
オートロック(ドア開閉検知式) | ドアが閉まったことを検知してから、 設定した時間後に自動で施錠する |
Amazon Alexa 対応 | Amazon Alexaに話かけるだけで、 解施錠やカギの状態が確認できる ※事前にAmazonアカウントでログインが必要 ※別売りのSADIOT LOCK Hubが必要 |
電波強度アップ | 従来比約25%も電波強度がアップし、 解施錠の時間も約5秒へ短縮。 ロックとスマホの通信の接続性が向上。 |
オートロック(ドア開閉検知式)は、付属品の比較でも説明した「ドアが閉まったことを検知してから、設定した時間後に自動で施錠できる」機能です。
Amazon Alexa 対応は、Amazon Alexaを使って、解施錠ができる機能です。ただし、Amazonアカウントの登録や別売りのSADIOT LOCK Hubが必要となります。
電波強度アップは、SADIOT LOCKよりも電波強度がアップし、解施錠時間が短縮したことでより使いやすくなりました。
SADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の比較 (まとめ)
ここまで説明したSADIOT LOCKとSADIOT LOCK2の違いをまとめると、次のようになります。
- 「リチウム電池(CR123A)2本で約6ヶ月動作(1日10回の解施錠で想定)」に改善
- 「NFCタグ」、「オートロック用マグネット」、「マグネット用両面テープ」が付属品に追加
- オートロック(ドア開閉検知式)が利用可能
- Amazon Alexa 対応
- 電波強度アップ(従来比約25%)
SADIOT LOCK2は、SADIOT LOCKに比べてスペックが上がったり、機能が追加されたりと大きな改善が見られました。
SADIOT LOCKも便利な製品でしたが、SADIOT LOCK2になって、さらに便利になりました。
本記事では、「SADIOT LOCK」と「SADIOT LOCK2」の違いについて紹介しました。
SADIOT LOCK2の購入を検討している人、SADIOT LOCKは持っているけど、SADIOT LOCK2は持っていない人の参考になればうれしいです。
以上、「【便利ツール】「SADIOT LOCK」と「SADIOT LOCK2」の違いを比較」でした。